ネオブライスをマット肌にする方法の第2回です。
前回の「ブライスを分解する方法」で分解したブライスをいよいよマット肌にします。
分解したネオブライスはこんな感じ。
ジャンクで買ったこともあり、全体にちょっと黄ばんだ感じがあります。これをキレイなマット肌にしていきますよ。
ブライスをマット肌にする手順
手順1 うすめ液でメイクを落とす
ネオブライスのメイクを落とします。メイクは紙やすりを使って落とす方法と、うすめ液を使う方法があります。
どちらでもよいと思いますが、細かい溝もあるので、うすめ液のほうが楽かなと思います。
私はGSIクレオスの「Mr.カラーうすめ液」を使ってメイクを落としました。
目のあたりは、うすめ液をコットンに染み込ませて軽くこするだけで取れました。
唇は複雑な形をしているので、綿棒を使って落としたらスムーズでした。溝のところはベビー綿棒を使うと簡単です。
手順2 全体に1000番の紙やすりをかける
1000番の紙やすり(ペーパーやすり)を使って、肌全体をこすっていきます。
紙やすりは、どんなメーカーのものでもよいかと思いますが、耐水ペーパーだと濡らして使うことができます(粉がとびにくくなります)。
紙やすりは、表面のつやが消えるまでこすっていきます。
鼻や唇などの細かいところは、折って使うとこすりやすくなりますよ。
私のネオブライスはジャンク品で、肌が黄ばんでいたのですが、1000番の紙やすりをかけたところ黄ばみがキレイに落ちました。
左がやすりをかけたほう、右がかけていないほうです。肌の色がガラッと変わりました。
傷の修復
前回の「ブライスを分解する方法」でも少し触れたのですが、分解の作業中、ブライスの額にカッターで傷を入れてしまいました。
かなり深い傷だったのですが、次の方法で修復できました。
- 傷のあたりを中心に、400番の紙やすりをかける(傷が消えるまで)
- 傷が消えたら、600番のやすりをかける
- 1000番のやすりで整える
これで傷が完全になくなりました。
紙やすりは、番号が小さいほど目が粗く、大きくなるほど目が細かくなります。
つまり、目が粗いもので傷が消えるまでこすって、目の細かいもので整えるという流れですね。
手順3 ソフトパステルでメイクをする
紙やすりをかけ終えたら、いよいよメイクです。パステルを使ってメイクしていきます。
私はコットンや綿棒にソフトパステルを、つけてメイクしていきました。
メイクは薄い色から入れていくと失敗しにくいと思います。
もし失敗しても、ソフトパステルは消しゴムで消せるので何度でもやり直しができます(笑)。
消しゴムをかけて肌がテカった時は、また1000番の紙やすりをかければOKです。
手順4 つや消しスプレーをかける
メイクが終わったら、つや消しスプレーをかけます。この作業はメイクを定着させるためにします。
つや消しスプレーはGSIクレオスの「Mr.スーパークリアー つや消しスプレー」が使いやすいかと思います。
つや消しスプレーは、天気の悪い日や湿度の高い時はダマになりやすいようなので、天気のいい日にやるのがおすすめです。
スプレーはいくつかコツがあります。
出始めはかけない
スプレーの出始めはムラになりやすいので、ブライスにかけないようにします。
スプレーの最初はブライスからはずし、スプレーの途中をブライスにかける感覚です。
薄くかける
つや消しスプレーは、薄くかけるのがおすすめです。平行に軽くシューッとするぐらいでもキレイにかかります。
重ねてかける場合は、乾いてからかけます。
乾くまで、ホコリがつかないようにする
スプレーをかけ終えたら、ホコリがつかないようにして待ちます。
私はどんぶりをかぶせましたが(笑)、箱やボウルなどなんでもよいかと思います。
乾くまでの時間は、季節や天候にもよるかと思いますが、私の場合は30分ほどで乾きました。
手順5 組み立てて完成
完全に乾いたら、組み立てて完成です。メイクも定着して、完全なマット肌になりました。
つや消しスプレーは、表面に膜を張るようなものなので、爪などでひっかかないように気をつけましょう。
まとめ
ネオブライスをマット肌にする方法でした。
最初はつや消しスプレーだけでやるつもりだったのですが、カッターで額に傷を入れてしまったため、急遽、紙やすりを使う方法に変更しました。
分解の仕方から紹介しましたが、一番の難関は、顔をひらいてはずすところだと思います(次にアイギミックをはずすところ)。
カッターやドライバーを使うので、とにかく傷をつけないように&怪我をしないようにというところですね。