シミュレーションRPG制作ツール「SRPG Studio」では、マップとマップの間に「拠点」と呼ばれる休憩地点をつくることができます。
拠点では、ユニット間のアイテム交換や情報収集、ショップやクエストなどを行うことができます。
拠点は、エディタ画面の上部にある「拠点設定」ボタンから設定することができます。
すると、拠点設定ウインドウが開きます。
ここで拠点に関する様々な設定ができるのですが、いろいろみていると、下のほうに何やら見慣れない表記があります。
それは「拠点テスト」の横にある「ch1」という表記です。
最初はこの表記の意味がわからず、戸惑ってしまいました。
というわけで今回は、SRPG Studioの拠点設定画面にある「ch1」について書いていきます。
ch1とは
拠点設定画面にある「ch1」という表記、実はこれ、「チャプター1」という意味です。
ためしに拠点設定画面の「ch1」ボタンを押してみましょう。
すると「テストマップの選択」というウインドウが開きます。
ここには、現在、エディタ上にあるマップ名が表示され、各マップ名の横に「ch~」という表記があります。
「ch1」はチャプター1という意味で、つまり第1章のことです。同様に「ch2」はチャプター2の意味で、第2章のことを指しています。
チャプター番号はどこで設定する?
さて、この「ch」の番号、つまりチャプター番号は、どこで設定できるのでしょう。
それは、マップエディタ画面の上部にある「マップ情報」ボタンから設定できます。
ボタンを押すと「マップ情報」ウインドウが開きます。
その中にある「章番号」で、チャプター番号を設定できます。
たとえば、「章番号」の数字が1であれば、そのマップは第1章(チャプター1)になります。
つまり、これが「ch1」になるということですね。
「章番号」の数字を2にすれば、そのマップは第2章(チャプター2)になります。つまり、「ch2」ですね。
注意点
拠点の設定画面では、その拠点がどの章に出てくるのかを設定することができます。
たとえば、「第1章のあとに出てくる拠点」とは別の拠点を、第2章のあとに出したりすることができます。
こうした設定をする際に使うのがチャプターです。
たとえば、拠点の「イベントの実行条件」でチャプター2(ch2)を条件にすると、その拠点は第2章に出てくる拠点になります。
……が、1つ注意点があります。
それはチャプター番号の考え方です。
たとえば
- 第1章のマップをクリアして、拠点を経由して第2章のマップに行く
という展開を考えていたとします。
この場合の拠点のチャプター番号は「2」になります。つまり「ch2」ということですね。
2章のマップの前に入るので、1のような気がしてしまいますが、2なんですね。
拠点を設定する際に注意が必要な点です。
記事で使用したツール
今回の記事で使用したツールは次の通りです。
【SRPG Studio】
今回はSRPG Studioの拠点設定画面にある「ch1」についてお届けしました。興味のある方はよかったら参考にしてみてください。