先日、シミュレーションRPG制作ソフト「SRPG Studio」で制作していたゲームが完成しました。
SRPG Studioでゲームを制作するのは初めてでしたが、作っていて本当にたのしかったですね。
ソフトの機能が充実していることもあり、スムーズに制作をすすめることができました。
そこで今回は、あくまで私なりではありますが、SRPG Studioでゲームを完成させるコツを書いていきます。
興味のある方はよかったら参考にしてみてください。
とりあえず「通しプレイ」をできるようにする
シナリオ(テキスト)やマップ、グラフィックは仮のものでいいので、早い段階でとりあえず「通しプレイ」をできるようにすること――これはすごく重要だと思います。
たとえば、最初はこんな感じで「通しプレイ」ができるように作ってみます。
- タイトル画面
- マップ1
- マップ2
- エンディング(必要ならスタッフロール)
- タイトルに戻る
この際の注意点としては、とりあえず「最初から最後までつながればOK」「各要素は作り込まなくてもOK」ということです。
マップはあとからいくらでも増やせますので、この段階では2つもあればOKです。
マップの中身や敵の配置も、あとからいくらでも調整できますので、この段階ではアバウトでOKです。敵が1体、HPが1などでもOKです。
シナリオ(テキスト)も同様です。あとからいくらでも作り込めますので、この段階ではアバウトなものでOKです。
もちろんキャラクター名も仮置きでOKです。
アバウトでいい理由
各要素の作り込みがなぜアバウトでいいのかというと、この段階では
- ゲームが最初から最後までプレイできる(タイトルからエンディングまでつながる)
ことを重視しているからです。
つまり、まず「骨組み」をつくるわけですね。それができたら、作り込みという「肉付け」をしていくという考え方です。
ですので、この段階では骨組みができればいいので、細かい部分はアバウトでOKというわけです。
重要な機能が覚えられる
また、とりあえず「通しプレイ」ができるようにすると、SRPG Studioでゲームを作る際に重要な機能を覚えることができます。
たとえば先ほど挙げたような形で「通しプレイ」をできるようにするだけで、次のようなことが学べます。
- タイトル画面の作り方
- マップの作り方
- 最初のマップを設定する方法
- 次のマップへ行く方法
- エンディングに移行する方法
- エンディングの作り方
- (必要な場合は)スタッフロールの作り方
- タイトルに戻るには
そう、どれも重要な機能ばかりなんですね。
つまり、早い段階で「通しプレイ」をできる状態にすれば、こうした「必須の機能」を早期におさえることができます。
ここまでできれば、ゲームがとりあえずプレイできる状態になりますので、あとは「肉付け(作り込み)」をしていけば、ゲームが仕上がるというわけですね。
この方法はおすすめですよ。
その2に続きます。
記事で使用したツール
今回の記事で使用したツールは次の通りです。
【SRPG Studio】
今回はSRPG Studioでゲームを完成させるコツ その1をお届けしました。興味のある方はよかったら参考にしてみてください。