私はイラストを描く際にSAI2(ペイントツールSAI Ver.2)をよく使っています。
SAI2は非常に軽くて使いやすいソフトなのですが、「これからSAIを使ってみたい!」という方にとっては教本が少ないのが悩みどころかと思います。
そこで今回は、SAIおよびSAI2の本で初心者さんにおすすめの書籍を紹介します。
あくまで私なりの観点ではありますが、いずれも勉強になった&役に立ったと心から思う本をピックアップしました。興味がある方はよかったら参考にしてみてください。
イラストを完成させながら学ぶ 動画と図解で解説! 着彩の教科書
SAI2を使って色の塗り方を覚えていく本ですが、これはすばらしい!
解説がとにかく丁寧で、各項目ごとにお手本となる動画がついています(動画は書籍内に掲載されているリンクからみることができます)。
お手本の動画は、肌であれば「脚の塗り方」「腕の塗り方」「顔の塗り方」などパーツごとにわかれているので非常にわかりやすいです。
さらに特筆すべきは、教材として「線画データ」「カラーパレット」「完成データ」がダウンロードできるという点。
「線画データ」「カラーパレット」を使えば、教本に書かれている内容をすぐに実践&練習することができます。
また、使われているテクニックはしっかりとした解説がついており、「なるほど、ここはそういう考え方で塗っているんだ」とわかりやすいのもすばらしいところ。応用がしやすいのもいいところかと思います。
ちなみに、この本のメインで使われているのはSAI2ですが、CLIP STUDIO PAINTを使っている方向けの解説もついています。
着彩の教科書はシリーズになっています。今回紹介したVol.1を基本にステップアップしていく内容になっています。
【着彩の教科書 vol.2】
【着彩の教科書EX vol.1】
SAIドロー&ペイント マジカルテクニック
SAI2は、基本的な操作や仕様をSAIから引き継いでいます。そのため、技法はSAIのものがほぼそのまま使えます。
技法書も同様で、古い書籍でも役に立つ情報が多く載っています。そんな中でも私が何度でも読み返しているのがこの本です。
SAIの基本的な使い方から塗り方まで幅広く解説されている本です。
SAIの機能を知りたいときに辞書的に使うのもよし、塗りのテクニックを知りたいときに読むのもよしとオールマイティに使える1冊です。
発行されたのはかなり前ですが、今でも使える情報が多い1冊かと思います。
ビギナーでもここまでできる!ペイントツールSAIマスターブック
こちらも古い本ですが、SAIの使い方や機能を知りたいときに便利な1冊です。
今は「SAIを使って塗っている」という本はあっても、SAIの使い方や機能をくわしく解説した本はなかなかないので、こうした本を持っていると便利かと思います。
記事で使用したツール
記事で使用したツールは次の通りです。
【ペイントツールSAI Ver.2(SAI2)公式サイト】
今回はペイントツールSAIおよびSAI Ver.2(SAI2)で、あくまで私なりではありますが、初心者さんにおすすめの本をお届けしました。よかったら参考にしてみてください。