ジャンク品で買ったネオブライスをマット肌にしてみました。顔のテカリや映り込みがなくなり、しっとりとした肌になりました。
これから2回にわたって、ネオブライスをマット肌にする方法を紹介します。
第1回目となる今回は、マット肌にするための大切な作業「ネオブライスの分解方法」です。
なぜネオブライスを分解するのか
ネオブライスをマット肌にするためには、肌全体のつやを消す必要があります。
その際に、分解したほうが細かいところまで肌の処理をしやすく、全体のつやを消しやすくなるためです。
今回は全体に1000番の紙やすりをかけて下地を作っていますが、「分解してよかったぁ~」と思うところが多かったです。
特に目のまわりは作業のしやすさが格段に違います。
ネオブライスを分解する道具
次の道具を使ってネオブライスを分解していきます。
- プラスドライバー
- カッターナイフ
- マイナスドライバー
マイナスドライバーは、顔をひらいたり、パーツをこじあけたりするときに使います。太いものと細いものがあると便利です。
分解する手順
手順1 後頭部のネジをはずす
ネオブライスの後頭部のネジをプラスドライバーを使ってはずします。
私のネオブライスは古い型なのでネジが2つですが、現在流通しているものは3つのものが多いかと思います。
はずしたネジは、なくさないように別の場所に保管しておきましょう。
手順2 顔パーツを開く
マイナスドライバーを使って、顔パーツを開きます。
首元にマイナスドライバーを入れると開きやすいようですが、私の場合は両耳を強く押したらスキマができましたので、そのままドライバーを入れました。
かなり固いので、顔を傷つけないように慎重に作業しましょう。
顔パーツがある程度開いたら、体をはずします。
手順3 後頭部のバネをはずす
つづいて、後頭部のバネをはずします。細いマイナスドライバーを使って、奥の棒にひっかかっているフックをはずします。
うまくひっかかると簡単にはずれるようですが、私の場合はなかなかうまくいかず大変でした。
ひっかかっているフックを広げるようにしたら、はずすことができました。
手順4 髪パーツの接続部分にカッターを入れる
髪パーツと顔パーツを分離させるために、境目の線に沿ってカッターを入れていきます。この部分はゴムでできているので、カッターで切ることができます。
最近のものはカッターを入れなくてもはずしやすいようですが、私のは古いのでぐる~っと1周カッターを入れる必要がありました。
手順5 顔パーツを分離する
カッターが入ったら髪パーツをはずし、マイナスドライバーで顔を開きます。
私のは髪パーツの接続部分がガチガチに接着されていたので、なかなかはがれず何度か泣きそうになりました(笑)。
途中、カッターが滑って、ブライスの額を傷つけてしまったり髪を切ってしまったりもしました。
手順6 アイギミックのネジをはずす
プラスドライバーを使って、アイギミックを固定しているネジをはずします。
はずしたネジはなくなさいように、別の場所に保管しておきましょう。
手順7 アイギミックをはずす
顔パーツからアイギミックをはずします。矢印のところで固定されているので、顔パーツを広げるようにするとはずれます。
頑張れば手でもいけそうですが、私はスキマにマイナスドライバーを入れて広げるようにしてはずしました。
途中、ドライバーを滑らせて、思いっきり目に突き刺しました。
手順8 分解完了!
分解が完了しました。ジャンク品ということもあり、顔にけっこうな黄ばみがあります。
写真には写っていませんが、おでこの端のほうにカッターを滑らせてしまった時の傷があります。
まとめ
今回は、ネオブライスをマット肌にする方法その1、分解の方法でした。
今のネオブライスはもう少し簡単に分解できるようですが、私のベルベットメヌエットは本当に大変でした。
一番大変だったのは、髪パーツを分離させるところ。カッターを入れても入れても、なかなかはずれずに泣きそうになりました(笑)。
これからチャレンジする方は、根気よく、あせらず作業するのがおすすめです。