Fireタブレット「Fire HD8」でよく電子書籍を読んでいます。
が、購入前は「電子書籍リーダーとしてどこまで使えるのか」がずいぶんと気になりました。
同じことで迷っている方も多いかと思います。
というわけで、今回は実際にFire HD8で撮ったスクリーンショットをもとに、本がどのように見えるかをまとめてみました。
イラストの見え方
Fire HD8の画面はカラーになっています。電子書籍のイラストはこのようにみえます。
イラスト部分縮小なし
Fire HD8は、高解像度1280×800、189ppiの8インチHDディスプレイを搭載しています。
かなり繊細なイラストでも、細い線や色が破綻することなく、キレイに表現してくれます。
縦と横の見え方
Fire HD8は本体を縦にすると「1ページ表示」、横にすると「見開き表示」になります。
本体を横にすると、このように1画面に2ページがおさまります。
じっくり鑑賞したい時は、本体を縦にすると1ページごとの表示になります。
このような感じで表示されるので、マンガやラノベのカラーページも問題なく見えるかと思います。
イラスト集もいくつか買ってみましたが、とてもキレイに見ることができましたよ。
マンガの見え方
Fire HD8でマンガを読むと、こんな感じで見えます。わかりやすいように、スクリーンショットを縮小なしで載せてみます。
細い線で描かれたマンガや、トーンが多く使われた作品も破綻なく表示されます。
文字もちょうど読みやすいサイズで、拡大しなくてもそのまま読むことができます。
解像度について
マンガの場合、印刷原稿をスキャンして電子書籍化されたものが多くあります。
元原稿の印刷状態やスキャナーの種類によって、キレイさに違いが出てきます。
雑誌、ムックの見え方
雑誌はこんな感じでみえます(全体がわかりやすいように縮小しています)。
大判の雑誌の場合、細かい文字が読みにくいことがあります。拡大しながら読むという感じですね。
細かい文字は拡大推奨
雑誌やムックは、1ページの中だけでも様々なフォントサイズで書かれています。
ムック本によくあるレイアウトですが、細かい文字は拡大しないと少し読みにくいです。
紙の本と同じようにはいかない点ですね。
雑誌目当ての場合は「拡大しながら読む」のが許せるかどうかだと思います。
小説や実用書の見え方
小説や実用書はこんな感じでみえます。
フォントもキレイに出ており、非常に読みやすい印象です。
Kindle本形式だと、フォントサイズや背景の色を変えることができます。
ふりがなや細かい文字は?
雑誌では厳しかった細かい文字も、このタイプの本ではきちんと読めます。ふりがなも拡大せずに読むことができますよ。
まとめ
Fire HD8の表示部分は、縦が約17cm、横が約10.7cmになっています(上下はメニューバーが入るため、少し余白ができます)。
Fire HD8でたくさんの本を読んできましたが、個人的にはマンガとの相性が最高と感じています。白黒もカラーもとてもキレイですよ。