ゲーム制作をしていると、時々、「自分で書いたセリフや文章がしっくりこない」と感じる部分が出てくることがあります。
原因はよくわからないけれど「なんだか変」「何かが違う」と感じるような部分ですね。
こうした部分はとことんまで直したいところですが、あまりにこだわりすぎると、ゲーム制作がすすまなくなってしまいます。
そこで今回は私なりの方法ではありますが、こうしたケースでの対処法をお届けします。
テキストがしっくりこないときは
ゲームに限らず、文章を書いていると「何かしっくりこない」と感じることはよくあります。
こうしたケースではまず「その場で答えがみつかるとは限らない」という考え方を持っておくのがおすすめです。
つまり、一生懸命考えても、その場で(またはその日のうちに)答えが出ることもあれば、出ないこともあるということです。
それを踏まえて次のように考えるのがおすすめです。
- まずは制限時間を設けて考える(5分~10分など)
- その時間のうちに答えが出なければいったん保留し、テキストはそのままにしておく。
- しばらく日数を置いてから考える
このように考えると、うまくいくことがよくあります。
なぜ時間を置くとよいのか
人間、面白いもので、今うまくいかなかったことでも、時間を置いてみるとあっさりと解決することがよくあります。
こういったことは日常生活で経験している方も多いかと思います。
お風呂に入っていたら思いついた、トイレでに入っていたらいいアイデアが浮かんだ……なんて経験をしたことのある方も少なくないかと思います。
おそらく時間を置くことで自分の思考がリセットされる、問題を俯瞰できるようになる、そして、その場から離れることで環境や気分が変わるというのが大きいのでしょう。
つまり、
- 今考えてムリなら、後日考えてみよう。そうしたら、いい考えが出るかもよ?(そういう経験をしたことがあるよね)
というのが今回の方法です。
特にゲームのテキストの場合は、ゲーム全体の流れによって「しっくりくる文章」が変わってくることもあります。
ですので、その場その場で仕上げることにこだわりすぎる必要はないように思います。
制限時間を設けるメリット
今回の方法で「制限時間を決める」は、いつまでもその「しっくりこないテキスト」について考え続けることを避けるためです。
そもそも、一生懸命考えてもその日のうちには答えが出ない可能性もある問題なので、あらかじめ区切りをつくっておけば、後日にまわしやすくなります。
また、制限時間を設けることで、ゲーム制作が停滞するのを防ぐことができます。
まとめ
今回は、あくまで私なりの方法ではありますが、自分で書いたテキストがしっくりこない場合の対処法をお届けしました。よかったら参考にしてみてください。