先日、RPGツクールMZでゲームを制作していたところ、今さらながら「シフト」という機能に気づきました。
「シフト」はどのような機能かというと、たとえばこのマップを右にずらしたいとします。
このときに「シフト」で、何マスずらしたいかを入力すると
一発でマップ全体がその方向にずれてくれます。
さらに、この機能のすごいのは、設置しているイベントも一緒にずれてくれるところ。
いちいち修正しなくてもいいのですね。これは便利!
というわけで今回は、RPGツクールMZの便利機能「シフト」の使い方をお届けします。
「シフト」を使ってみよう
1.RPGツクールMZで任意のマップを開きます。
2.画面左のマップ一覧から、ずらしたいマップの名前を右クリックします。
するとメニューが開きますので「シフト」を選択します。
3.「シフト」というウインドウが開きます。
ここでは、マップ全体を「何マスずらしたいか」を入力します。
4.今回は例としてXに「2」を入力してみます。
すると、マップ全体が右に2マスずれてくれました。
このようにマップ全体を簡単にずらすことができるのが「シフト」という機能です。
このマップ内にイベントを設置している場合は、イベントも一緒にずれてくれます。
マイナスの数値を入力したらどうなる?
先ほどの例では、Xに「2」を入力すると、マップ全体が右に2マス移動しました。
では、マイナスの数値を入力したらどうなるでしょう。
マップが中央にある状態でXに「-2」を入力してみます。
すると、マップ全体が左に2マス移動しました。
そう、Xにマイナスの数値を入れると、マップ全体が左に移動するのですね。
つまり、
- Xにプラスの数値を入れる→マップ全体が右に移動する
- Xにマイナスの数値を入れる→マップ全体が左に移動する
というわけですね。
Yに数値を入れる
ここまではXに数値を入れてきましたが、今度はYに数値を入れてみましょう。
たとえば、Yに「1」を入れてみます。
すると今度はマップ全体が下に1マス移動しました。
そう、Yに数値を入れると、マップ全体が縦に移動するのですね。プラスの数値を入れると下に移動します。
では、Yにマイナスの数値を入れたらどうなるでしょう。
そう、マップ全体が上に移動します。
つまり、
- Yにプラスの数値を入れる→マップ全体が下に移動する
- Yにマイナスの数値を入れる→マップ全体が上に移動する
というわけですね。
マップが見切れたらどうなる?
では、マップが見切れてしまうぐらいに大きな数値を入れたらどうなるでしょう。
たとえば、このマップでシフトの「X」を5にしてみます。
すると、マップ全体が右に移動し、画面から見切れた部分が左に表示されました。
このように「シフト」は、マップが見切れた部分が残るのも大きな特長です。
というわけでマップの位置を元に戻してみましょう。Xに「-5」を入力してみます。
マップ全体が左に5マス移動して元の位置に戻りました。
画面の端で見切れた分のマップもちゃんと残っていますね。
記事で使用したツール
今回の記事で使用したツールは次の通りです。
【RPGツクールMZ】
今回はRPGツクールMZの便利機能「シフト」の使い方をお届けしました。よかったら参考にしてみてください。