ブログを始める際に、WordPressとはてなブログで迷っている方もいるかと思います。
そこで実際に両方運営してみて感じたことを書いてみます。よかったら参考にしてみてくださいね。
アクセス
初期段階では強いはてなブログ
初期段階では、はてなブログのほうが圧倒的にアクセスを集めやすいです。
というのも、はてなブログは横のつながりが強く、ブロガー同士が訪問しやすいしくみになっています。
たとえば、次のようなシステムがあります。
- ブロググループ
- はてなスター
- 読者登録
- はてなブックマーク
これらはいずれも、他のはてなブログユーザーとつながるきっかけになるもので、ブログを続けていれば自然とつながりが強くなっていきます。
そのため、検索エンジンに頼らなくても、初期段階からある程度のアクセスが期待できます。
また、ブロガー同士の距離感が近いのも特長で、自分の記事やブログを紹介してもらえることもよくあります。
アクセスの多い方に紹介してもらえると、自分のアクセスも一気に増えます。
いくつかの弊害も
が、はてなブログは、そうしたブロガー同士の距離の近さから、次のような弊害があります。
- 記事を紹介してもらったら、(お礼に)自分も紹介する
- ブックマークをしてもらったら、自分も返す
- 読者登録をしてもらったら、自分も登録する
自然とこういった流れになりやすく、結果的に「紹介しあう」「ブックマークをつけあう」「読者登録しあう」ことになりやすい傾向があります。
横のつながりの強さから、全体にアクセスが上がりやすいといわれるはてなブログですが、こうした実情を考えると、いずれ流れが変わってくる可能性もあります。
検索エンジン対策は必要
はてなブログは検索エンジン対策を全くしなくても、初期段階からそこそこアクセスが集まります。
が、それだけではいずれ頭打ちになるので、検索エンジン対策もしっかりとしていく必要があります。
また、はてなブログでよく言われる「短時間にブックマークが3つつけば・・・」という話ですが、これだけで爆発的にアクセスが増えるわけではありません。
それにプラスして、拡散しやすい記事・話題になりやすい記事である必要があります。あくまで目につくきっかけ、目につく機会が増えるという感覚です。
アクセスが集まるまで時間がかかるWordPress
WordPressははてなブログと違って、横のつながりがないため、自力でアクセスを開拓していく必要があります。
集客は検索エンジンがメインになるため、アクセスを集められる記事がそろうまで時間がかかります。
が、ある程度アクセスが集まる記事がそろえば安定してきますので、初期段階をいかに辛抱するかがポイントになってきます。
いったんアクセスが集まり始めれば、WordPressは強いと感じています。
カスタマイズ
自由度の高いWordPress
自由度の高さ、情報の充実ぶり、プラグインの豊富さなど、完全にWordPressですね。
Web関連の知識がなくても、丁寧に説明してくれているサイトが多いので、たいていの疑問は検索すれば解決します。
逆に、はてなブログは癖が強く、はてなブログから入った人はいいですが、WordPressを知った後にはじめると、不便に感じる点が多く、かなり大変です。
癖の強いはてなブログ
はてなブログはプログラムの癖が強いので、WordPressに比べると、制約の多い中でのカスタマイズになります。
有志の方が様々なテーマやコードを公開してくれていますが、テーマを変えるとCSSがリセットされるなど、はてなブログの仕様とつきあいながらのカスタマイズになります。
また、意外と知られていない点ですが、はてなブログの無料版はカスタマイズができる範囲に制限があります。
ですので、いろいろとカスタマイズをしたい場合は、有料版のはてなブログProに申し込まないといけないんですね。
そのほか、見出しの構成がおかしかったりと、はてなブログの仕様自体に不安を感じさせる点もあります。
使いやすさ
記事の書きやすさ
はてなブログの投稿画面はWordPressに似た感じもありますが、使っていると「一手多い」という感じることが多々あります。
WordPressであればダイレクトにいける操作も、はてなブログだと1つ操作をはさむなど、手間を感じさせる点があります。
また、はてなブログは異様に重くなることがあり、このストレスが大きいかもしれません。
独自ドメインの問題
はてなブログは、有料版のはてなブログProにすると、独自ドメインを使うことができます。
が、はてなブログでは、wwwなしでアクセスできないという謎仕様になっています。
たとえば、このブログのアドレスは「yuzuyu3.com」ですが、
- yuzuyu3.com
- www.yuzuyu3.com
のどちらからでもアクセスができます。
が、はてなブログに独自ドメインを設定すると、「www」のついたほうでしかアクセスすることができないという謎仕様になっています。
「www」なしでアクセスできるようにするには、リダイレクト設定をして擬似的に「www」なしでアクセスしたように見せる方法を取ります(けっこうめんどくさいです)。
費用面
WordPressの初期費用
WordPressは、自分でサーバーを借りる必要があります。
独自ドメインを使う場合は、そこにドメイン代が別途かかります。選ぶサーバー次第で、全体の料金が変わってきます。
はてなブログの初期費用
はてなブログは無料版と有料版があります。が、無料版だと、広告やカスタマイズに制限があり、独自ドメインも使えません。
なのでフルに機能を使うには、有料コースのはてなブログProにする必要があります。
はてなブログProは、次のような料金体系になっています。
- 毎月払い 1,008円(税込)
- 1年コース 8,434円(税込)
- 2年コース 14,400円(税込)
独自ドメインを適用する場合は、別途独自ドメインの料金が加わります。
WordPressのサーバー代+独自ドメインとどちらが安いかですね。
WordPressとはてなブログ、どちらがよいか
はてなブログは、他のブロガーとの距離がかなり近いです。
交流したい方はよいと思いますが、私自身はかなりペースをつかみづらかったという印象があります。
他のブロガーとの距離感
はてなブログは通常のコメント欄だけでなく、はてなブックマークでもコメントができます。
私は交流することは考えていなかったので、コメント欄は非表示にしていたのですが、そうするとブックマーク側にコメントが入ってくるんですね。
もちろんコメントをいただけるのは嬉しいのですが、そこから自ずと常連さんがでてきたり、つきあいのようなものが出てきます。
そうすると、最初のほうで書いた
- ブックマークしてもらったら、ブックマークを返したほうがいいのかなあ
- 記事を紹介してもらったし、自分も紹介したほうがいいのかなあ
という気になってきます。
コメントって、気にしないつもりでもけっこう気になるんですよね。
ちなみに、はてなブックマークのコメントは文字数が限られているので、Twitter的なノリで書かれることもあります。
私はユーザーの声や反応がみえすぎると記事が書きにくくなるタイプなので、途中からはかなり大変でした。
また、つながりができると、派閥みたいなものもうっすら見えたりして、それもちょっと苦手でしたね。
交流をしたい方にはすばらしいブログサービスかと思いますが、そうでない方の場合は私のようなケースも知っておくとよいかもしれません。
基本的にはてなブログは、いい意味でも悪い意味でも、他のユーザーの声が耳に入りやすいです。
じっくりと取り組みやすいWordPress
WordPressは、はてなブログのようなつながりはないので、じっくりと取り組むことができます。
コメント欄を開放しても、はてなブログほどコメントは入らない傾向にあります。
訪問者の声や反応が見えにくいため、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどのデータを見ながら、方向性を決めていく必要があります。
私のおすすめ
両方やってみて、それぞれメリット・デメリットがありますが、私がおすすめするのであればWordPressです。
はてなブログは、有料版でも「はてなブログというサービス」の中でブログを借りているわけですね。
常時SSL化が遅れている件もそうですが、本体の動向次第でどうなるかわからない点があります(各ブログサービスから大幅に遅れ、2018年6月中旬に独自ドメインの常時SSL化対応がやっと始まりました)。
また、この記事の上のほうでも書いたブックマーク等の実態もあります。
もちろんそうでないブックマークも多くありますが、個人的にはあやういサービスだなあと感じることが多かったです。
あくまで私の感覚ですが、いずれGoogleに対策されるのでは・・・という気がしています。
私としては、初期段階の集客は少し辛抱が必要ですが、WordPressがおすすめですね。
まとめ
今回はWordPressとはてなブログについてでした。両方やってみて、私が感じたことを書いてみました。
運営費用については、サーバー代次第ではWordPressのほうが安く抑えられることもありますが、ほぼ同等といったところでしょうか。
よかったら参考にしてみてくださいね。