TO-PLANのヨーグルトメーカー「ヨーグルトファクトリー」でよくヨーグルトを作っています。
が、時々、手順どおりにやってもヨーグルトがうまく固まらないことがあります。
というわけで今回は、私が試した方法の中から「ヨーグルトが固まらない時の対策」をお届けします。
今回の対策について
今回の記事ではTO-PLANの「ヨーグルトファクトリー」シリーズを使用して
- 1000mlの牛乳パック
- プレーンヨーグルトを作る場合
を例に紹介しています。
ちなみに、ヨーグルトファクトリーには「プレミアム」「スーパープレミアム」といったバージョンがありますが、ヨーグルトを作る機能は同じですので、同じ方法で対策できます。
固まり具合を確認するときの注意点
ヨーグルトの固まり具合をみるときは、牛乳パックのふたをすこしあけて、パックをわずかに傾けると、表面が固まっているかどうかがわかります。
つい、スプーンなどですくって確かめたくなりますが、完成するまではできるだけ中身に触れないようするのがポイントです。
発酵時間と温度の維持
TO-PLANのヨーグルトメーカー「ヨーグルトファクトリー」シリーズは、発酵時間が8時間に設定されています。
通常はこの8時間でヨーグルトができますが、気温の低い時期はヨーグルトが固まりきらないことがあります。
しゃばしゃばだったり、ほぼ液体のままだったり・・・そんなときは、次のような方法をとるとうまくいきやすくなります。
発酵時間を追加してみよう
冬場などの寒い時期は特にですが、ヨーグルトが固まりきらないときは発酵時間を長くすると成功しやすくなります。
ヨーグルトファクトリーは8時間でタイマーが切れるので、さらに発酵させるときは、もう一度電源を入れてプレーンを押します。
これで数時間ほど追加で発酵させます。
追加する時間は、季節や気温によってかわりますが、まずは3時間ほど追加して様子をみるのがおすすめです。
ちなみに私の場合は、寒い時期で+5時間ほどして固まることがありました。つまり、最初の8時間とあわせて合計13時間ですね。
牛乳パック全体があたたまるようにする
ヨーグルトファクトリーは、熱の出る部分が限られています。
構造上、牛乳パックの上部はふたで覆っているだけなので、寒い時期は外気の影響を受けやすく、この部分があたたまりにくくなります。
そのため、牛乳パック全体の温度を保てずに、ヨーグルトがうまくできないことがあります。
これを防ぐために、ふたのまわりにタオルをかぶせるなどすると、温度を保ちやすくなります。
発酵させる前の注意点
ヨーグルト作りは準備段階も重要です。準備のポイントをおさえると、より成功率があがります。
常温に戻した牛乳を使おう
TO-PLANのヨーグルトファクトリーシリーズは、冷たい牛乳ではなく、常温に戻した牛乳を使うしくみになっています。
私もうっかり冷蔵庫から出したまま使ってしまうことがありますが、常温に戻したほうが確実に成功率があがります。
常温に戻すときは、次のような方法を使います。
- 冷蔵庫から出してしばらく置いておく
- 電子レンジを使う
電子レンジは、牛乳パックの封をあけないまま500Wで2分ほどあたためると、ほどよい感じになります。
電子レンジを使う際に気をつけたいのは、あたためすぎないこと。あくまで「常温に戻すため」の方法なので、あたためすぎは厳禁です。
種菌に使うヨーグルトはよくかきまぜる
種菌に使うヨーグルトは、とにかくよくかきまぜるようにします。
自分で作ったヨーグルトを種菌に使うときも同様で、トロトロになるまでかきまぜてから使うと、格段に成功率が上がります。
かきまぜるのが面倒な時は、R-1のドリンクタイプを使うと便利です。
最初から液状になっているので、ヨーグルトをかきまぜる手間が省けます。
また、種菌を牛乳に入れたあとも、しっかりと混ざるようによくかきまぜるのがポイントです。
\ まだまだあります /
まとめ
今回は、TO-PLANのヨーグルトメーカー「ヨーグルトファクトリー」で「ヨーグルトが固まらない時の対策」をお届けしました。
いずれも私が実際にやってうまくいった方法ですので、ヨーグルトがうまく固まらず困っている方がいましたら、よかったら参考にしてみてくださいね。