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【ドット絵】EDGEのカラーパレットの使い方

EDGE
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今回は、ドット絵作成ソフト「EDGE」のカラーパレットの使い方を紹介します。

高機能ドット絵エディタ「EDGE」

EDGEはとても使いやすいソフトですが、操作がややこしい部分がいくつかあります。

中でも「カラーパレット」はかなり特殊で、使い方に悩んでいる方もいるかと思います。

というわけで今回は、EDGEのカラーパレットの使い方をお届けします。よかったら参考にしてみてくださいね。

 

「EDGEをこれから使う」という方は、こちらの記事からどうぞ!

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パレット番号について知ってみよう

EDGEのパレットには、左上から番号がついています。色をクリックすると、番号が表示されます。

たとえばこの色をクリックすると・・・

EDGE パレット番号

 

このように画面下に番号が表示されます。「10番」ということですね。

パレット番号が表示されます

 

また、いちばん左上は「0番」といい、少し特殊な役割があります。

EDGE パレット番号 0番

パレットの「0番」の使い方

パレット番号の「0番」は、EDGEでは「透明色」となります。主に次のような使い方をします。

EDGE 0番(透明色)の使い方

キャンバスの背景色として使う

カラーパレットのいちばん左上の色(0番)は、キャンバスの背景色になります。

キャンバスの背景色として使う

 

パレットの下にあるスライダを動かすと、キャンバスの背景色を変えることができます。

色の変更

 

たとえば、こんな感じで動かすと

EDGE スライダで色変更

 

このようにキャンバスの背景色が変わります。

キャンバスの色が変わりました

 

この背景色は画面を見やすくするためのもので、実際のドット絵では「透明色」として扱われます。

たとえば、キャンバスの背景色が「グリーン」でも、実際のドット絵では「透明」になります。あくまで「作業用の背景色」というわけですね。

消しゴムとして使う

また、「0番」はドット絵を描く時の消しゴムとしても使えます。

たとえばこのドット絵の一部を消してみます。

EDGE 透明色を消しゴムとして使う

 

1.カラーパレットのいちばん左上(0番)を選択します。

0番を選択

 

2.自由曲線ツールを選択します。

自由曲線ツールを選択

 

3.消したいところをクリックまたはドラッグすると、その部分を消すことができます。

クリックまたはドラッグで消すことができます

ドット絵の色としては使えません

「0番」は「透明色」という扱いなので、ドット絵の色としては使えません

EDGE 0番は透明色

0番は好きな色に変えることができますが、どの色にした場合も「透明色」という扱いになります。

0番でいくら塗っても、実際のドット絵では透明になってしまいます

 

つまり、ドット絵で色として使えるのは、パレットの0番をのぞいた部分ということですね。

EDGE 使える色

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パレットで色をつくる

パレットの黒が並んでいるところは、色を追加したり、色をつくったりできるスペースです。

EDGE 色をつくるスペース

もちろん「黒色」としても使えます。

色をつくる

色をつくるときは、色を登録したいところをダブルクリックします。

色をつくりたいところをダブルクリック

 

するとウインドウが開き、色が設定できるようになります。

色の設定

 

色ができたら「OK」をクリックすると、このようにつくった色が登録されます。

作った色がパレットに登録されました

色を複製する

パレットにある色を複製(コピー)することもできます。

 

1.赤で囲んだ部分をクリックします。

EDGE 色を複製する

 

2.コピーしたい色を選んで

コピーしたい色を選ぶ

 

パレットのあいているところへドラッグします。

あいているところへドラッグ

 

3.色を複製することができました。

色を複製できました

 

ドラッグする部分を動画にするとこんな感じです。

EDGE 色の複製

中間色、グラデーションをつくる

EDGEでは、2つの色の中間色やグラデーションをつくることもできます。

ここでは、赤と白の中間色をつくってみます。

EDGE 中間色、グラデーションの作りかた

 

1.パレットのあいている部分に「赤」と「白」を配置します。

色を配置

間にあるスペースの数だけ中間色ができます。ここでは「赤」と「白」の間に2つスペースがありますので、2つの中間色ができます。

 

2.カラーパレットの「選択ツール」をクリックします。

選択ツールをクリック

 

3.赤から白までドラッグして選択します。

色を選択

 

選択すると、このように点線で囲まれます。ここでは「赤」から「白」までの4マスが選択されています。

色が選択されました

 

4.「パレット」から「グラデーション作成」をクリックします。

EDGE グラデーション作成

 

すると、このように「赤」と「白」の間に中間色ができます。

中間色ができました

 

5.「編集」から「選択範囲解除」をクリックして、選択範囲を解除します。

選択範囲の解除

 

点線が消えました。これで「赤」と「白」の中間色が使えるようになりました。

中間色(グラデーション)ができました

 

手順を動画にすると、こんな感じです。

EDGE 中間色(グラデーション)の作りかた

「色交換」機能の使い方

EDGEのカラーパレットには、ドット絵の色を一発で変えることのできる「色交換」機能がついています。

EDGE カラーパレットの色交換

この機能を使うと、いちいち塗りなおさなくても、ドット絵の色を瞬時に変えることができます。

こちらの記事で使い方をくわしく解説しています。

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おしまいに

今回はEDGEのカラーパレットの使い方についてでした。

最初は戸惑うかもしれませんが、いったん慣れると、とても使いやすいつくりになっています。よかったら参考にしてみてくださいね。

ドット絵の描き方を学ぶのにおすすめの本です。

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