Googleで検索すると、現在の位置情報をもとにした検索結果が表示されます。
『明日の天気』と入れるだけで地元の天気が表示されるなど、便利なこともありますが、正直、余計なお世話だと感じることもあります。
たとえば『ラーメン』という食べ物について知りたくて、『ラーメン』で検索すると
- 近くにあるラーメン店と情報(Googleマップ)
- 近隣の地域のラーメン人気ランキング○選(食べログ)
- ~市のおすすめラーメン(食べログ)
- ~市のラーメン店人気ランキング(口コミサイト)
- ~市でおすすめのラーメン店20選(キュレーションサイト)
といった感じで、全く求めていない地元の情報ばかりが並び、ほしい情報にちっともたどり着けません。
さらに、『ラーメンとは』で検索しても、上位に地域のおすすめラーメン店が入ってくるという体たらく。
同じことでストレスを感じている方も多いかと思います。
というわけで今回は、私がよく使っているGoogleで位置情報を無効にして検索する方法をお届けします。
Googleで位置情報を無効にして検索する方法
なんとしても位置情報を使おうとするGoogle
Googleは、現在の位置情報をもとに検索結果を表示します。
位置情報は、Googleのいちばん下に表示されています。
この位置情報、右にある『正確な現在地を使用』をクリックすると、『現在地が不明です』という表示にできるのですが
検索をしようとすると、再び現在地が表示され、検索結果もその位置情報が反映されたものになります。
パソコンの場合、Googleの設定を変えても、IPアドレスから位置情報を取得するなど、なんとしてでも位置情報を使いたい模様。
これは、パーソナライズ検索(その人に合わせた検索結果を出す仕様)を無効にしても、Googleからログアウトしていても変わりません。
海外版のGoogleを使って解決
こうした現象は、海外版のGoogle(アメリカのGoogle)を使うと解決します。
表記は英語ですが、日本語で検索できます。
検索をしても地域情報は『Unknown』のまま。位置情報に左右されない検索結果が期待できます。
キーワードによっては、アメリカのGoogleマップが最初に表示されるものもありますが、検索結果はおおよそ要望どおりのものが表示されます。
ちなみに、パーソナライズ検索(その人にあわせた検索結果を出す仕様)も無効になっています。
まとめ
今回は、Googleで位置情報を無効にして検索する方法をお届けしました。
Googleは便利ではありますが、以前よりも検索意図に沿わない結果を表示することが多くなったように感じます。まずユーザーが入力したキーワードにストレートに応えて欲しいと思います。
検索エンジンがGoogle一強になってしまったのも原因の1つかもしれませんね。よかったら参考にしてみてくださいね。