パソコンでゲームをするときは、ゲームパッド(コントローラー)があると便利です。特にSteamにはアクションやシューティングの良作が多く、ゲームパッドがあるとよりたのしむことができます。
というわけで今回は、ゆずゆろぐ。編集部いちおしのゲームパッド「Logicool(ロジクール)F310r」を紹介します。
Logicool F310rの外観
Logicool(ロジクール)のゲームパッド「F310r」は、プレイステーションシリーズとXboxシリーズのコントローラーをミックスしたようなデザインになっています。
手によくフィットして持ちやすいのが特長です。2本のアナログスティックは、指のあたる部分がゴムでコーティングされています。
ゲームパッド本体はプラスチックを中心とした素材でできています。本体重量210gと非常に軽いのが特長です。
ゲームパッドの前面には、「A」「B」「X」「Y」ボタンがあります。スケルトンのプラスチックでできており、チープ感はあるものの、ほどよい押し心地があります。
ゲームパッド上部には「LB」「RB」ボタンと「LT」「RT」トリガーがついています。コントローラーにほしいボタンはすべて揃っています。
ちなみに、本体のサイズは幅189×奥行き122×高さ66mm、ケーブルの長さは1.8mあります。
本体の背面には「DirectInput」と「XInput」の切り替えスイッチがついています。これが「F310r」の強みの1つで、「DirectInput」「XInput」のどちらにも対応しています。
ゲームによって切り替えができるので、「ゲームパッドを買ったけれど、規格が違っていて動かない」ということがありません。
また、本体上部には「START」「BACK」「MODE」ボタンがついています。「MODE」ボタンは、十字キーとアナログスティックの操作を切り替えるのに使います。ちなみに、連射機能や振動機能には対応していません。
また、気づきにくい点ですが、Logicoolのロゴ部分もボタンになっています。
Windows+Gキーと同じ役割を持っているボタンで、押すとゲームバーが立ち上がります(XboxのコントローラーのXボタンと同じ役割です)。
Logicool F310rの使用感はどう?
ゆずゆろぐ。編集部では「Logicool F310r」を主に2Dアクションやシューティングゲームに使っています。
ゲームプレイに関しては非常に良好
狭い足場をジャンプで移動するアクションゲームや、弾幕をかいくぐるシューティングゲームをプレイすると、ゲームパッドのコントロールの精度が分かります。
F310rは、方向キーもボタンも問題ナシ。入力の遅れなどもなく、細かい操作にもきちんと反応してくれます。
操作が忙しいアクションゲームでも反応は良好です。ただ、「A」「B」「X」「Y」ボタンを連打するゲームでは、カチャカチャというボタン音が気になることがあります。
アナログスティックや十字キーも操作感は良好。通常のアクションやシューティングをやるなら十分なレベルかと思います。
ただ、アナログスティックは、ゲームによっては時々「反応がちょっとクイックかも」と感じることがあります。
操作に支障がでるほどではありませんが、緻密なコントロールを必要とするゲームでは、慣れるまで気になる方もいるかもしれません。
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LT、RTの両トリガーの操作感
Amazonなどの通販サイトのレビューをみると、「LT」「RT」の両トリガーに対して「硬い」「重い」という声が数多くあります。トリガーとは、持ったときに奥側になるボタンのことです。
トリガーは、たとえばレースゲームならアクセルの強さを微調整できるといったメリットがあります。
が、F310rのトリガーは押し込みがかなり深いことと、バネがかなり強いため、他のボタンに比べるとずいぶんと重さを感じます。
こちらは後ろからみたところ。かなりの高さがあることがわかります。実際にプレイしてみると、「もう少し浅くてもいいのになあ」という気がしてきます。
こうしたつくりのため、トリガーを連打するタイプのゲームはちょっと大変です。単発で押すゲームや、連打ではなくトリガーを多用するゲームであれば普通に使えます。
トリガーに関して正直な感想
通販サイトのレビューをみると、トリガーの重さに関して多くの方が触れています。
中にはかなりきついことを書いているレビューもあり、購入するときは「プレイに支障がでるほど重いのかなあ……」とドキドキしていました。
が、実際に使ってみると「あれ?そこまで重いかなあ?」と感じました。決して軽くはないですし、押し込みも深いのは間違いありません。
が、「使っているうちに慣れる」レベルだと感じました。
トリガーを連打するゲームはちょっと大変ですが、トリガーを単発で使うゲームや「連打ではなく多用」するゲームなら、そこまで気にすることはないように思います。
Logicool F310rの使い勝手をまとめると
Logicool F310rの「いいところ」「気になるところを」それぞれ3行でまとめてみます。
F310rのいいところ
まずはF310rのいいところです。
- 2,000円前後で買えるゲームパッドとしては十分なつくり
- トリガーに癖があるものの、操作感は上々
- 「DirectInput」「XInput」のどちらにも対応
この価格帯のゲームパッドではいちおしの出来で、コストパフォーマンスのよいゲームパッドだと思います。
F310rの気になるところ
F310rの気になるところは次の点です。
- 「LT」「RT」の両トリガーの押し込みがもう少し浅ければ……
- 全体が安っぽいプラスチック素材でできており、高級感がない
- ボタンを連打すると、カチャカチャという音が気になるかも
価格を考えれば、2番目・3番目は許容範囲かと思います。つくづく惜しいのが、トリガーの「押し込みの深さ」と「バネの強さ」。
これらがもう少し緩和されれば、より使いやすいゲームパッドになるのではと思います。
まとめ
今回は、ゆずゆろぐ。編集部いちおしのゲームパッド「Logicool(ロジクール)F310r」を紹介しました。トリガーに癖があるものの、2,000円前後で買えるゲームパッドとしてはマストバイなアイテムかと思います。購入を迷っている方がいましたら、ぜひ参考にしてみて下さい。
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