私がよく使っている無料ソフトに「XMind 8」があります。
図を使った思考法がかんたんにできるツールで、アイデアを出したり、考えをまとめたりするのにとても便利です。
というわけで今回は、おすすめの思考ツール「XMind 8」の使い方をお届けします。
XMind 8とは
「XMind」は、マインドマップを書くのに便利な無料ソフトです。XMind 8は、そのシリーズの最新版です。
ちなみに、マインドマップとは、「アイデア出し」や「物事の分析」や「考えをまとめること」がかんたんにできる思考法・整理法のこと。
いわゆる「図を使った思考法」で、項目(またはアイデア)を線つないで、考えや分析をすすめていく方法です。
考えや分析が図になるため、一覧性がよく、考えがまとまりやすいのが特長です。
XMind 8を使ってみよう
マインドマップはプライベートからビジネスまで、自分が考えたいことであればどんなことにでも使えます。
ここでは例として、「あのチョコはなぜおいしいのか」というテーマで、XMind 8の使い方を紹介します。
「考えたいテーマ」を設定しよう
![](https://yuzuyu3.com/wp-content/uploads/2018/03/07yuzu007.gif)
1.XMind 8を起動し、「空白のマップを新規作成」をクリックします。
2.「中心トピック」という項目ができます。これをダブルクリックします。
3.すると、文字が入力できるようになりますので、ここに「考えたいテーマ」を入力します。
今回は「あのチョコはなぜおいしい?」と入れてみます。入力できたら Enterキーを押します。
これで「考えたいテーマ」の設定ができました。
項目をダブルクリックすると、横幅を変えることができます。
右端のタブを左右に動かすと、項目の横幅が変わります。
このように、好きな幅に変更することができます。
アイデアを広げてみよう
![](https://yuzuyu3.com/wp-content/uploads/2018/03/07yuzu007.gif)
1.「考えたいテーマ」をクリックします。
2. Enterキーまたは Tabキーを押すと、「主トピック1」という項目ができます。
3.さらに Enterキーを押すと、「主トピック2」ができます。
Enterキーを押した数だけ「主トピック」をつくることができます。ここでは、6つつくってみました。
各「主トピック」はダブルクリックすると、文字を入れられます。
4.「考えたいテーマ」から思いつくことを、まわりの「主トピック」に入れていきます。
ここはあまり深く考えず、思いつくままに入れていけばOKです。
![](https://yuzuyu3.com/wp-content/uploads/2018/03/07yuzu007.gif)
さらにアイデアを広げてみよう
つづいて、先ほど挙げた項目をさらに枝分かれさせていきます。
1.より考えたい項目をクリックします。ここでは「香りがいい」をクリックしてみます。
2. Tabキーを押すと、「サブトピック1」という項目ができます。
3.さらにサブトピックを増やすときは、そのたびごとに「香りがいい」をクリックしてから Tabキーを押します。
ここでは3回繰り返して、3つのサブトピックをつくりました。
4.各サブトピックをダブルクリックすると、文字が入れられます。
あとはこれまでと同じ要領で、「香りがいい」から思いつくことを入力していきます。
5.「香りがいい」がより深く分析できました。
このようにして、各項目を考えていくと、「あのチョコはなぜおいしいのか」の理由をたくさん挙げることができます。
![](https://yuzuyu3.com/wp-content/uploads/2018/03/07yuzu007.gif)
表示のしかたを変えてみよう
XMind 8は、図をマインドマップ形式だけでなく、様々なタイプで表示することができます。
【ロジカルツリー方式(樹形図)】
【組織図形式】
【フィッシュボーン方式】
などなど、いろいろな形式で表示することができます。
表示の変更方法
1.画面中央の「考えたいテーマ」を右クリックします。
2.「構造」をクリックします。
3.表示したいメニュー形式を選択します。
4.表示形式を変えることができました。
ここでは「魚骨図(左向き)」を選んでみました。「フィッシュボーン」と呼ばれる図の形式です。
サイドバーを活用してみよう
![](https://yuzuyu3.com/wp-content/uploads/2018/03/07yuzu007.gif)
マーカー
マーカーを使うと、アイコンや顔文字などを入れることができます。
目立たせたいところなどに使うと便利です。
テーマ
「テーマ」からは、図の表示デザインを変えることができます。
背景の色やデザインが変わり、みやすくなります。
デザインの編集
「シートファイル形式」からは、背景色や線の色などデザインの編集ができます。
お好みに応じて様々なデザインにすることができます。
保存してみよう
XMind 8で作ったマインドマップは、複数の形式で保存をすることができます。
メニューバーの「ファイル」→「名前を付けて保存」で、XMindのファイル形式「XMind Workbook」で保存することができます。
また、メニュー右のアイコンからは、画像やSVG Fileとして書き出すこともできます。
無料版では上記の方法で保存することができます。
まとめ
今回はXMind 8の使い方をお届けしました。
かんたんに操作できて、とても便利なツールですよ。よかったら参考にしてみてくださいね。
![](https://yuzuyu3.com/wp-content/uploads/2018/03/07yuzu007.gif)