先日、何気なくカップヌードルのロゴをみていたら「ド」の字が小さいことに気づきました。 カップヌードルといえば、お馴染みのこのデザインですよね。
このロゴ部分だけ拡大してみてみると・・・
たしかに「ド」の字が小さくなっています! 「これ、なんでだろう・・・」というわけで、さっそく調べてみましたよ!
カップヌードルのドが小さい理由
【理由1】Noodleの発音に近づけるため
まず1つ目の理由は、「ヌードル」の表記を、できるだけ「Noodle」の発音に近くするためというものです。
Noodleと発音するとドの音が小さくなるから、というわけですね。 では、実際にNoodleの発音を聞いてみましょう(笑)。
▲英語のタブが選択し、スピーカーマークをクリックすると、英語の発音が聞けます。
【理由2】「ヌード」を連想させないように
カップヌードルは、1971年(昭和46年)に発売されました。
これが世界初のカップ麺だったわけですが、当時は「ヌードル」という言葉はまだ一般的ではありませんでした。
そのため、「ヌードル」という表記は「ヌードを連想させるのではないか」という懸念もあったんだそう。それを避けるために「ド」を小さくしたデザインにしたとのことです。
ちなみにこの説については、TV番組で日清食品広報部が否定したという話もありますが、Nissinの公式ページには、この説もデザインの由来として記載されています。
【おまけ】ヌードな商品も
カップヌードルは様々な商品展開をしていますが、2016年には「カップヌードウ」という限定版も発売されました。
北海道限定パッケージということで「カップヌー道」という名前がついています。こうしたデザインでも「ド」の字が小さくなっています。
が、発音的には、極めて「ヌード」に近いというのも面白いところですね。
まとめ
カップヌードルの「ド」が小さいのには、こんな意味があったんですね。ちなみに、ロゴの上下に入っている線のようなマークは「キャタピラ」と言われているそうですよ!