Steamには、面白いパズルゲームがたくさんあります。
手軽にできるパズルゲームから手強いものまで様々な作品があり、パズル好きにはたまらないラインナップになっています。
というわけで今回は、私がSteamでプレイした作品の中から、おすすめのパズルゲームを紹介します。
Steam おすすめパズルゲーム
Hexcells
パズルゲームが好きな方にぜひプレイしてほしいのがこの作品「Hexcells」です。
書かれた数字をヒントにマスを埋めていく、非常に中毒性の高いパズルゲームです。
非常によく練られたパズルで、いろいろな角度から頭を使わせてくれます。
パズルとしては、数独やマインスイーパが好きな方ならハマること間違いなし。ついつい時間を忘れてプレイしてしまいます。
すべてのマスに根拠があるのもすばらしいところ。推理で埋める部分がなく、埋まる増すには必ずその理由があります。
シリーズは3作あり、「Hexcells」「Hexcells Plus」「Hexcells Infinite」の順で難しくなっていきます。特に「Plus」の後半と「Infinite」は相当な歯ごたえがあります。
Opus Magnum
ちょっと変わったパズルゲームを楽しみたい方におすすめなのが「Opus Magnum」です。
機械を設計して、素材から「決められた組み合わせ」をつくるパズルゲームです。ゲーム内では、素材が「原子」となっており、決められた「分子」をつくります。
プレイヤーは、「決められた組み合わせ(分子)」をつくるために、「素材(原子)」と機械を画面上に配置します。そして、機械をどう動かすかをプログラミングしていきます。
目的のものができればクリアですが、機械の動く範囲に制限があり、一筋縄ではいかないゲームになっています。
また、どの問題も答えが1つではないのが面白いところ。様々なアプローチ方法があります。また、手順の最適化を目指すと、これまた奥の深いゲームに。非常に面白いパズルゲームです。
Great Permutator
ルートを組んで荷物を所定の場所に運ぶ「Great Permutator」もおすすめのパズルゲームです。
プレイヤーは矢印や変換機をつないで、ルートを組んでいきます。
最初のうちはただ荷物を運ぶだけなのが、だんだんと「荷物を順番通りに運ぶ」「荷物を色分けして運ぶ」など指示が複雑になっていきます。
解法のパターンは様々。あれやこれやと考えるたのしみがあります。
2Dにこだわりまくったグラフィックも必見。やればやるほどハマる、スルメ的な魅力のあるパズルゲームです。
Sokobond
原子を結合させて分子をつくるパズル「Sokobond」もたのしいパズルです。点線で囲まれた原子を動かして、分子をつくります。
原子や分子というと「むずかしい」イメージがありますが、このゲームに関しては化学の知識はまったく必要なし。純粋なパズルとしてたのしめます。
原子ごとに「くっつけられる数」が決まっており、その形ができれば完成です。
ゲームをすすめていくと、次第に難しくなっていきます。シンプルなつくりながら非常に頭を使うパズルです。
動かし方を間違えた時も、ペナルティなしで戻せるのもうれしいところ。ちなみに、「Sokobond」というタイトルは、「倉庫番(Soko)」と「結合(bond)」から来ています。
A Good Snowman Is Hard To Build
雪だるまをつくるパズル「A Good Snowman Is Hard To Build」もとても面白いゲームです。
雪玉を「大→中→小」の順でつみあげて、雪だるまを完成させます。「つみあげる順番が決まっている」というのがミソで、いい感じに頭を使わせてくれます。
雪がきちんとつみあがると、かわいい雪だるまになります。最初のうちはかんたんですが、このゲームのキモは「雪」という点です。
雪の上を転がすと、雪玉がどんどんと大きくなります。小さい雪玉も、長い距離を移動させると大玉になってしまいます。
そのため、一筋縄ではいかないパズルになっています。ビジュアルも非常に味があり、プレイしていてたのしいパズルです。
LYNE
かんたんなルールでのんびりとたのしめるパズル「LYNE」もおすすめのゲームです。
同じ模様をつないでいく「一筆書きパズル」です。
ゲームをすすめていくと、次第に問題が複雑になっていきます。一見、無理そうな配置でも、必ずつながるようになっています。
制限時間やミスの制限がないのもいいところ。ゆっくりまったりと考えることができます。
SquareCells
イラストロジック風の画面が印象的な「SquareCells」も面白いパズルゲームです。
上で紹介した名作「Hexcells」のMatthew Brownさんによるパズルで、これも非常に歯ごたえがあります。
イラストロジックとちがうのはマスの中にも数字があり、これも考えながら解いていくところ。シンプルなルールながら、かなり悩ませてくれます。
Cosmic Express
宇宙の電車をモチーフにしたパズル「Cosmic Express」もたのしいゲームです。
プレイヤーは、乗客が目的地にいけるように線路をひいていきます。電車に乗れる人数が決まっているのと、線路は重ねてひくことができないのがミソ。
かわいい絵柄ながら、歯ごたえのあるパズルがたのしめます。
線路がひけたら再生ボタンを押すと、電車が動きます。乗客をすべて目的地に送り、電車が走り抜けたら完成です。
キャラクターのデザインやモーションも実にユニーク。何度でもチャレンジしたくなるパズルです。
Human Resource Machine
プログラミングに興味のある方は「Human Resource Machine」がおすすめです。プレイヤーは新入社員。上司の指示に従って、左にあるボックスを右のベルトコンベアーに運びます。
新入社員は、プレイヤーがあらかじめ設定した通りにしか動けません。
左のボックスを取る時は「inbox」、右に置く時は「outbox」など、決められたコマンドを使って行動パターンを設定していきます。
ゲームを進めていくと、少しずつ課題が複雑になり、コマンドも増えていきます。課題のクリアを目指すだけでも面白いのですが、このゲームの醍醐味は答えが1つではないところ。
違うパターンを考えるだけでなく、「プログラミングの行数」や「手数」の最適化にこだわりだすと、たまらない面白さがあります。
最初はスイスイ進められていた課題も、先に進むほど難しくなっていきます。解けた時の快感はこの上ないものに。非常に歯ごたえのありながらも、楽しい作品です。
Pictopix
Steamでイラストロジックやピクロスをたのしみたい方におすすめなのが、「Pictopix」です。
簡単なものから難しいものまで、様々な問題が揃っています。
イラストロジック系のソフトはほかにもありますが、「Pictopix」をおすすめするのはその問題数。
デフォルトの問題に加えて、ワークショップに1,000問以上の問題が揃っています。
テーマやサイズもバラエティに富んでおり、遊んでも遊びつくせないぐらいの問題があります。
Mini Metro
駅と駅をつないで路線を組んでいくゲーム「Mini Metro」もおすすめの作品です。
駅にあふれるお客さんたちがストレスなく電車に乗れるように路線を組んでいくゲームです。
ゲームがすすんでいくとあちこちに駅が出現し、いかに効率よく乗客を乗せるかが大きな鍵になってきます。
じっくり考えるというよりも忙しい系のゲームですが、いったんハマるとやめられない面白さがあります。
世界の様々な都市で遊べるのもたのしいところです。
Spring Bonus
かわいいパズルが好きな方にはたまらないのが「Spring Bonus」です。
とにかくキャラクターや演出がかわいらしく、プレイしているとほんわかとした気持ちになれる作品です。
ゲームとしては、同じ絵柄を3つ揃えて消す「マッチ3」タイプにあたります。効果音や演出もかわいらしく、非常にたのしくプレイできます。
ステージをすすめていくと、次第に歯ごたえが出てきます。ハイスコアを狙いだすとかなりハマります。
長時間ぶっ通しでプレイするタイプの作品ではありませんが、心が洗われる作品です。
Cat on a Diet
太ったねこをクッキーの瓶に到達させる「Cat on a Diet」も面白いパズルです。
ほんわかとした絵柄ながら、とてもよくできたパズルゲームです。
自力では動く気のないねこを、足場に切れ目を入れて瓶の中に落とすとクリアになります。
一見、だるま落としのようなゲームですが、ポイントはねこがはずむところ。どこに切れ目を入れて、ねこを瓶まで到達させるかが考えどころです。
ねこが瓶に入ればクリアですが、ケーキをとることにこだわりだすと一気に難易度が上がります。非常に考えがいがあり、たのしいパズルです。
Into the Breach
詰め将棋的な要素が強いストラテジーゲーム「Into the Breach」もおすすめの作品です。
バトルは詰め将棋的。どのような局面でも、打つ手を考えれば必ず切り抜けられるようになっています。
ちなみに、製作は名作「FTL」を手がけたチーム。非常に歯ごたえのある仕上がりになっています。
プレイ感覚はまさにパズル。1プレイが短時間で終わるのもいいところ。これはかなりハマります。
Mighty Switch Force! Hose It Down!
「Mighty Switch Force! Hose It Down!」は、パネル入れ替えて火を消すパズルゲームです。
手数や時間の制限がないので、気楽にたのしむことができます。・・・が、実はこのゲームの真骨頂はタイムアタック。
いかに効率よく、スピーディーに火を消すかにこだわりだすと、非常に熱いゲームになります。
のんびりと遊ぶもよし、タイムアタックに燃えてもよしのパズルゲームになっています。
Mighty Switch Force! Hyper Drive Edition
パズル要素とアクションが融合した「Mighty Switch Force! Hyper Drive Edition」も面白い作品です。
ブロックを移動または破壊しながら、逃げ出したキャラをつかまえていきます。
特に熱いのがタイムアタック。「最短ルート探し」や「最適なパターンの構築」は、まさにパズル。
あれこれと考えながら、様々なチャレンジをたのしむことができます。
まとめ
今回は、私がSteamでプレイした作品の中から、おすすめのパズルゲームを紹介しました。
パズルゲームは低価格で長い時間たのしめるのもいいところ。
どれも低スペックのノートパソコンでもプレイできる作品ばかりなので、興味のある方はぜひプレイしてみてください。おすすめですよ。