先日、サーチコンソールをみていたところ、あやしげなサイトからいくつもリンクが張られていることがわかりました。
サイトを運営しているとリンクをされる機会は多いですが、よろしくないリンクはGoogleの検索順位に影響があるといわれています。
Googleのサーチコンソールには、そうした品質の低い被リンクや悪質な被リンクを否認できる機能がついています。
今回はその方法を紹介します。
リンクの否認は、「そのリンクが悪影響を与えていると確信できる場合のみ」行います(→Search Consoleヘルプ)。あくまで自己責任となりますので、慎重に行ってください。
どこからリンクされているか見てみよう
被リンクの確認方法
1.サーチコンソールのメニューから「検索トラフィック」→「サイトへのリンク」とすすみます。
2.「リンク数の最も多いリンク元」の下にある「詳細」をクリックします。
3.すると、自分のサイトに多くリンクをしているドメインが順番に表示されます。
4.表示されているドメインにポインタをあてると、リンク先のサムネイルが表示されます。
このサムネイルをみると、どんなサイトからリンクをされているのかがわかります。
データをダウンロードする
1.先ほどの表の上にある「その他のサンプル リンクをダウンロードする」をクリックします。
2.好きなダウンロード形式を選んで「OK」をクリックします。
3.ダウンロードしたファイルを開くと、自分のサイトにリンクを張っているページのURLをみることができます。
これをみながら、あやしいリンクを洗い出していくというわけですね。
URLの詳細をチェックする
ただ、あやしげなリンクはできれば踏みたくないですよね。
ですので、まずはドメインが表示されている画面で、気になるドメインにポインタをあててみましょう。
そうすると、そのサイトのサムネイルが表示されます。
「リンクの否認」はドメインまるごとでも否認できますので、明らかにあやしいサイトはこの方法でピックアップしていくと安心かと思います。
Googleに「リンクの否認」の申請をする
- あやしげなリンクのURLをリストにする
- Googleに通知する
といった手順ですすめていきます。
あやしげなリンクのURLをリストにする
まずはGoogleに通知するために、あやしげなリンクを張っているURLをリストにします。テキストファイル(.txt)を使います。
1.メモ帳を開き、あやしげなURLを1行ずつ書いていきます。
次の点に注意して書いていきます。
- URLは、1行に1つずつ
- URLは、http://またはhttps://を省略して書く
- ドメインまるごと拒否する時は、「domain:」のあとにドメインを書く
ファイル名は自由ですが、ファイル形式は「.txt」、エンコードは必ず「UTF-8」にします。
2.書けたら、任意のファイル名をつけて保存をします。
サーチコンソールからリンク否認の申請をする
1.リンクの否認ツールにアクセスします。
2.対象のサイトを選び「リンクの否認」をクリックします。
次の画面でも注意事項がでます。確認して問題なければ「リンクの否認」をクリックします。
3.「ファイルを選択」をクリックして、先ほど作ったテキストファイルを選びます。
ファイルを選んだら「送信」をクリックして手続き完了です。
反映されるまでには、しばらく時間がかかります。数週間~数ヶ月かかることもあるそうなので、気長に待ちましょう。
まとめ
今回は、あやしいリンクや低品質な被リンクを否認する方法でした。
作業をする際には、慎重に行ってくださいね。