I-O DATAの外付けHDD「EX-HD3CZ」を使い始めて1ヶ月ほど経ちました。
1万円ほどで買える3TBのハードディスクということで、気になっている方も多いかと思います。
私もその1人だったのですが、購入するまでずいぶんと迷いました。
というのも、私はPC用として使いたかったのですが、テレビに使っている人のレビューが多く、なかなか実態がつかめなかったんですね。
というわけで、実際にPC用として使ってみた感想を書いていきたいと思います。
実際に使えるのは 2.72TB
パッケージでは3TBのハードディスクとなっていますが、実際に使えるのは 2.72TBです。
基本的にどのハードディスクも、容量をまるまる使えないのが仕様ですので、この点については特に問題はないかと思います。
対応OS
「EX-HD3CZ」は、パソコン・テレビ・ゲーム機などに使える外付けハードディスクです。
PCでは次のOSに対応しています。
- Windows 10/Windows 8.1/Windows 8/Windows 7
- macOS 10.12 ~ 10.13/OS X 10.9 ~ 10.11
バスパワー駆動ではないので、電源はACアダプターを使ってコンセントからとります。
EX-HD3CZの外観
「EX-HD3CZ」の本体はプラスチックでできています。
デザインも非常にシンプルで、全体的にチープな印象があります。
電源スイッチはナシ
「EX-HD3CZ」には、電源をON/OFFにするスイッチはついていません。
PCの電源に連動して起動します。
つまり、PCがONになれば「EX-HD3CZ」も起動し、PCがスリープやOFFになれば「EX-HD3CZ」もOFFになります。
起動している時は、青いランプがつきます。
ボディの耐久性
「EX-HD3CZ」の外観はプラスチックなので、外からのダメージには強くなさそうです。
据え置きタイプなので、移動させる機会は少ないかと思いますが、外部からの衝撃がいかないように注意する必要があります。
縦置き・横置きで接地する面には、四隅にゴムがついています。
コード部分はUSBと電源用のみ
I-O DATA「EX-HD3CZ」はバスパワー駆動ではないので、付属のACアダプターをコンセントに挿して使います。
上の太いほうがUSBケーブル、下がACアダプターのコードです。
USBケーブルをPCに、ACアダプターをコンセントに挿して使います。
横置きすると左がUSB、右がACアダプターのコードになります。ちなみにUSBは3.0対応です。もちろん2.0でも使えます。
セッティングは、USBとACアダプターをつなぐだけ
I-O DATA「EX-HD3CZ」で使うコードは、USBとACアダプターだけです。この2つをつなげば、すぐに使うことができます。
電源のON/OFFスイッチはなく、PCのON/OFFに連動して動作します。
動作時の音
Amazonのレビューをみると、「音が気になる」という声と「静か」という声があります。
この点は私もずいぶんと気になっていたのですが、使ってみて次のことが分かりました。
縦置きだと気になるが、横置きは静か
なんと縦置きと横置きでまったく印象が変わりました。
PCのそばに設置していたのですが、縦置きにしていると「ゴトッ、ゴトッ」という音が頻繁にします。
壁の奥をたたいているような音というのでしょうか、低音でよく響き、かなり気になるレベルでした。
あまりに気になるので、横置きにしたところ、非常に静かになりました。
ただ、まったくの無音ではなく、わずかに「シュイーン」という音が聞こえます。が、ほぼ気にならないレベルといってよいかと思います。
使用感
最初は縦置きしていたこともあり、音のうるささに「こりゃ失敗したかなあ」と思いましたが、横置きにして評価が変わりました。
音も静かになり、特に気になる点もなくふつうに使えています。ほぼ毎日使っていますが、不具合や動作の不良もないですね。
3TBもあるので、気兼ねなくデータを保存できるのはうれしいところです。
縦置きか横置きか
スペースの問題がなければ、横置きがおすすめです。倒れる心配がありませんし、音も静かです。
「EX-HD3CZ」は、側面が約17.2cm×11.5cm、厚さが3.4cmほどになっています。
縦置きにすると見た目はスマートですが、少しの衝撃で倒れそうな不安定さを感じます。
また、縦置きにすると、動作音が気になる場合もあります。
私も最初は縦置きでしたが、一度横にしてからはずっと横置きにしています。
パッケージ
パッケージは、フラストレーションフリーパッケージです。簡易梱包です。
装飾などはなく、質素なダンボールに商品のシールが貼られているだけです。
まとめ
今回は、I-O DATAの外付けHDD「EX-HD3CZ」のレビューでした。
縦置きの時は失敗したかな・・・と思いましたが、横置きにして評価が一転しました。
1万円ほどで3TBのハードディスクが買えて、ストレスなしで使えている。コストパフォーマンスは非常によいかと思います。
迷っている方がいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。