パイロットの万年筆カクノ(kakuno)は「コンバーター」を使うと、好きな色のインクを入れることができます。
公式では「CON-40」というコンバーターが対応になっていますが、実は大容量の「CON-70」も使うことができます。
こちらはカクノにCON-70をつけて、色彩雫の「月夜」を入れたもの。
というわけで、今回は、カクノにCON-70をつけて好きなインクを入れる方法をお届けします。
用意するもの
カクノ本体
まずは、カクノ本体を用意します。今回の記事では「透明軸のF(細字)」を使っていますが、ほかのタイプでもやり方は同じです。
すでに別のインクを使っている方は、中のカートリッジははずし、ペン先をキレイにしておきます。
ペン先の洗浄方法は、こちらの記事を参考にしてみてください(インクが固まった場合の記事ですが、やり方は同じです)。
コンバーター「CON-70」
次に必要なのが、パイロットのコンバーター「CON-70」です。カクノにつけて、インクを吸い上げるのに使います。
好きな色のインク
つづいて必要なのがインクです。ボトルタイプのものを選びます。
今回は例として、パイロットのiroshizuku(色彩雫)シリーズの「月夜」というインクを入れてみます。
そのほか必要なもの
ペン先や首軸についたインクをふき取るティッシュを用意しておきます(古い布でもOKです)。
また、万が一、インクがこぼれた時のことを考えて、作業中は下に新聞紙などをひいておくと安心です。
カクノにCON-70をつけてインクを入れてみよう
コンバーター「CON-70」のつけかた
1.カクノの軸をはずします。
2.コンバーターをカクノにつけます。グッと押し込むようにしてつけます。
3.抵抗のあるところまで入れて、装着完了です。
これで準備は完了です。さっそくインクを入れてみましょう。
インクを吸い上げてみよう
1.インクの吸入は、カクノのペン先を直接インクボトルに入れて行います。
2.ボトルには、ペン先(金属の部分)が完全に沈み、プラスチックの先あたりまで入るようにします。
3.コンバーターの上部をノックすると、インクが吸い上がってきます。何度かノックして、好みの量になるまで吸い上げます。
4.インクを吸い上げ終わったら、ペン先や首軸についたインクをティッシュなどでやさしくふき取ります。
5.軸をつけて、キャップをはめれば完了です。
6.さっそく書いてみましょう。好きな色で書けるのはうれしいものです。
CON-70はノック式なので、このようにとてもかんたんにインクを入れることができます。
入るインクの量もCON-40が0.4mlなのに対し、CON-70は1.1mlと大容量。たっぷり書けて便利ですよ。
今回の記事で使ったアイテム
この記事で使ったアイテムは次の通りです。
興味のある方はよかったら参考にしてみてくださいね。