「陰山手帳」は自由度が高い手帳で、いろいろな使い方ができます。
面白いところでは、箇条書きの手帳術「バレットジャーナル」にもぴったりだったりします。
必要なページは揃っているので、どなたでもすぐにバレットジャーナル風に使うこともできます。
今回は陰山手帳をバレットジャーナル風に使う方法をお届けします。
バレットジャーナルとは
バレットジャーナルとは記号やアイコンを使って「箇条書き」で書く手帳術のことです。
ルールもかんたんで、どなたも「手帳の書き方」に悩むことなくはじめることができます。
また、好きな項目を付け加えられるのも特長で、「やること」や「スケジュール」のほか
- メモや発見したことの記録
- HABIT TRACKER(習慣チェック表)
- One sentence Diary(1行日記)
- Wish List
などを入れて、自分だけの手帳を作ることができます。
陰山手帳を使うメリット
バレットジャーナルは、好きなノートや無地の手帳を使って「自分だけの手帳」を作る手帳術です。
そのため、書き方はかんたんでも
- 自分で「目次」からつくる
- ページの構成やレイアウトも自分で決める
といったハードルの高さがありました。
つまり、「手帳の形からつくる」必要があるのですね。
そこで便利なのが「陰山手帳」です。
私も使い始めてから驚いたのですが、特にアレンジすることなくそのままバレットジャーナル風に使うことができます。
陰山手帳をバレットジャーナル風に使ってみよう
まずは記号やアイコンを決めよう
バレットジャーナルは箇条書きする時に、記号やアイコンをつけます。
たとえば次のように決めておくことで
ひと目で重要度や予定がわかるようになります。
記号やアイコンが決まったら、バレットジャーナルではそれらを忘れないように「記号やアイコンをメモをしておくページ」をつくります。
陰山手帳では、方眼のフリーページを使うと便利です。
また、ただメモをするだけでなく、タイトルをつけておくと見映えがよくなります。
タイトルによく使われるのは「KEY」や「Icons」ですが、こちらもお好みのものでOKです。
Diary(毎日のページ)を書いてみよう
バレットジャーナルでは、記号やアイコンを使って、毎日のタスク(やること)を箇条書きします。
陰山手帳では、見開きの週間予定ページを使うと便利です。
右側のフリーページには、やることやメモを箇条書きしていきます。
バレットジャーナルは、順番を気にせずに書けるのが強みですので、一気に書く必要はありません。
左側のバーチカルページは、2通りの使い方ができます。
1つめは時間軸を無視して、その日のタスクやメモを箇条書きしていく方法です。
右側のフリーページに「その週にやりたいこと」を書いて、こちらのページに分配してもよいかと思います。
2つめは、箇条書きとバーチカルを組み合わせた方法です。
「あらかじめ予定が決まっているもの」を時間軸に組み込み、あいているところに「いつやってもいいもの」を箇条書きします。
予定の多くないときでも余白ができにくいのがメリットです。
HABIT TRACKER(習慣チェック表)
「今月はこれだけウオーキングができた」とか「睡眠時間の記録」「勉強時間のチェック」など、自分で好きな項目を決めて表やグラフにしていきます。
陰山手帳では「プロジェクト管理ページ(ガントチャート)」のページがそのまま使えます。
チェックしたい項目を決め、達成できた日のところに色や印をつけます。
その月の状況がひと目でわかるようになります。
陰山手帳は行数が多いので、棒グラフを縦にして書くこともできます。
ちなみにこの表の数字は、上が睡眠時間・下が就寝時間です。
One sentence Diary(1行日記)
陰山手帳では「1行日記」がそのまま使えます。
陰山手帳には「今日成し遂げたこと」とありますが、あまりこだわらず気ままに書くのがよいかと思います。
Wish listを書いてみよう
バレットジャーナルではウィッシュリストも人気の項目です。
陰山手帳では方眼ページをウィッシュリストに使います。
ウィッシュリストとは「やりたいこと」を書き連ねていくリストです。
大きな目標からちょっとしたことまで、内容は何でもOKなので自分が「やりたいと思うこと」「できたらいいなと思うこと」をどんどんと書いていきましょう。
達成したら印をつけたり、赤ラインをひいたりします。それにより、やりたいことが実現していくのを視覚化することができます。
おしまいに
今回は陰山手帳をバレットジャーナル風に使う方法をお届けしました。
ちなみに、ページにところどころにアイコンを入れたり、英語表記の部分をつくったりすると、よりCOOLな感じになります。よかったら参考にしてみてくださいね。
▼今回紹介した陰山手帳はこちら(黒・茶・アイボリーがあります)