今回はSteamのゲームの中から、低スペックのノートパソコンでもたのしめるアクションゲームを紹介します。
どれも実際にプレイして動作を検証し、ゲームとして面白かったものをピックアップしています。それではどうぞ!
今回の検証に使ったノートパソコン
低スペックの基準として、次の環境で問題なくプレイできたゲームを紹介しています。
- プロセッサー:Intel Core i3-3120M CPU @ 2.50GHz
- グラフィック性能:Intel HD Graphics 4000(オンボード)
- メモリ:4GB
パソコンでゲームをする時は「グラフィック性能」が重要といわれますが、この機種が搭載している「Intel HD Graphics 4000」は2013年当時でも平凡なスペックです。
YouTubeなどの動画を見ることはできますが、ゲームをするには最低に近いレベルの性能です。
低スペックのノートパソコンでもできるアクションゲーム
Iconoclasts
Iconoclastsは、緻密なドット絵がアクションゲームです。低スペックのノートパソコンでも快適にプレイできます。
プレイヤーは、メカニックの「ロビン」を操作して、惑星の秘密を解き明かしていきます。道中は敵も仕掛けもいっぱい。様々なアクションを駆使して、時にはパズルを解きながら探索範囲を広げていきます。
これでもかというぐらいに描きこまれたドット絵は圧巻の一言。海外製のゲームですが、日本語にもばっちり対応しています。動かしているだけでもたのしい気持ちになれるアクションゲームです。
Celeste
Celesteは、ジャンプや空中ダッシュなどを駆使して、セレステ山の頂上を目指すアクションゲームです。低スペックのノートパソコンでも快適にプレイできます。
Steamで12,000を超えるレビューを集め、「圧倒的に好評」を得ている作品です。使えるアクションは「ジャンプ」「空中ダッシュ」「つかみ」だけ。それらをいかに駆使して登り切るかという、非常に面白い作品です。
一見すると「絶対に無理」と思えるようなステージも、知恵と工夫で必ず攻略できる設計になっています。難易度は高いですが、突破できたときの感動はひとしお。アクションゲームの醍醐味がいっぱいに詰まった作品です。
Rabi-Ribi
Rabi-Ribiは、ウサ耳娘が主人公の2Dアクション+探索ゲームです。低スペックのノートパソコンでも、ほぼ普通にプレイできます。
かわいい見た目とは裏腹に、ゲームとしてはかなり硬派。特にボス戦はすばらしい弾幕!手に汗握るアクションをたのしめます。また、探索も非常に奥深く、1周だけでは遊びつくせないほどのボリュームがあります。
今回検証したノートパソコンでは、派手なエフェクトや弾幕のあるボス戦でも処理落ちはナシ。が、会話イベントでキャラが複数出るシーンは少し重い感じ。
また、ステージによってはスローになる場面もありましたが、アクションに大きく影響が出るほどではなかったので、全体としては許容できる範囲かと思います。
20XX
「20XX」は、プレイするたびにステージが変わるローグライクアクションゲームです。低スペックのノートパソコンでも快適にプレイできます。
キャラクターデザインからも分かるとおり、気持ちいいほどに「ロックマン」ライクの作品です。ジャンプを中心としたアクションを駆使して、各ステージのクリアを目指していきます。
毎回ステージが変わるため、出現する敵やアイテムもランダム。何度プレイしても、新鮮な気持ちでたのしめます。全般に難易度が高めのゲームですが、非常に面白い作品です。アクション好きな方はぜひとも。
Shantae: Half-Genie Hero Ultimate Edition
「Shantae: Half-Genie Hero Ultimate Edition」は、かわいいタッチのグラフィックが魅力のアクションゲームです。低スペックのノートパソコンでも快適にプレイできます。
プレイヤーは「Shantae」を操作して、仕掛けがいっぱいのステージをすすんでいきます。プレイ感覚はまるでアスレチックのよう。ノリのいいBGMに乗りながら、各ステージをクリアしていきます。
ステージをすすめていくと、かわいいサルやゾウなどにトランスフォーム(変身)できるようになります。その姿でしかいけない場所も数多くあり、探索するたのしみがあります。
グラフィックは美しいの一言。2Dと3Dを組み合わせて作られており、アニメ作品としても成り立ちそうなクオリティです。作りこみがすばらしく、本当によくできたアクションゲームです。
CrossCode
「Cross Code」は、パズル要素の強いアクションゲームです。低スペックのノートパソコンでも快適にプレイできます。
「CrossCode」の大きな特長は、ほぼすべてのステージがパズル要素を持っていること。パズルはバラエティが豊富な上に、歯ごたえも抜群。かなり頭を使うステージも多くあります。
魅力的なキャラクターも「CrossCode」の大きな魅力。海外の作品ですが、全体の雰囲気は日本のゲームのよう。日本語訳も完璧で、プレイしやすいゲームになっています。
Strikey Sisters
「Strikey Sisters」は、「ブロック崩し」とアクションを融合させたゲームです。低スペックのパソコンでも快適にプレイできます。
プレイヤーができるのは左右の移動とアタックのみ。ボールでブロックを崩しつつ、敵を壊滅させるという、なんともアクロバットなゲームです。が、このしくみが抜群に面白く、かなりハマります。
敵を倒すたびにパワーアップアイテムが手に入ります。ボールが炎や鉄球になったり敵をフリーズさせるなど、はちゃめちゃで面白いアイテムがいっぱいです。個人的に大好きな作品です。
Fight’N Rage
「Fight’N Rage」は、次から次へと出てくる敵をなぎたおしていくベルトスクロールアクションです。低スペックのノートパソコンでも快適にプレイできます。
コンボや必殺技を駆使して、敵を倒していくのは爽快の一言。「これぞベルトスクロールアクション!」という面白さが堪能できます。敵の武器を拾って攻撃するのもたのしい!。
コンボがつながりやすいのも面白いところ。ヒット数が増していく気持ちのよさといったら!非常によくできたゲームで、画面の派手さも抜群。これはいいですぞ!
Code of Princess
「Code of Princess」は、群がる敵をぶっとばすのが気持ちいい横スクロールアクションです。低スペックのノートパソコンでも快適にプレイできます。
セガサターンの名作「ガーディアンヒーローズ」の後継的作品で、かんたん操作でコンボを決めまくるたのしさがあります。個人的にはかなりハマっていて大好きな作品なのですが、いくつかの欠点があります。
まずはグラフィックです。ニンテンドー3DSで作ったものをそのままコンバートしたようで、アクション時は気になりませんが、ドット絵のキャラがぼやけてみえます。私は許容範囲でしたが、気になる方はかなり気になるところかも。
また、「ガーディアンヒーローズは」恐ろしいほど作りこまれた変態的ソフト(ほめ言葉)でしたが、「Code of Princess」は調整の甘さを感じる部分が多々あります。
なので、「ガーディアンヒーローズっぽいけれど別モノ」としてたのしむのが吉かと思います。コンボも気持ちいいですし、フリープレイでタイムアタックをするのも熱いですよ!
斬妖Raksasi
「斬妖Raksasi」は見下ろし型のアクションゲームです。低スペックのノートパソコンでも普通にプレイできます。シーンによっては、ノートパソコンのファン音が少しうるさくなるところがありますが、アクションに支障はありません。
ゲームとしては、ローグ要素のあるアクション。おどろおどろしい雰囲気の中、敵を倒しながら、先へ先へとすすんでいきます。バトルは立ち回りが非常に重要で、油断すると、あっという間に大ピンチに。手に汗握るプレイがたのしめます。
独特のタッチで描かれたキャラクターも大きな魅力。ゲームとしてはアーリーアクセス中ですが、現段階でもかなり遊べる出来になっています。
おまけ:安くて使えるコントローラー
アクションゲームをプレイする時は、ゲーム用のコントローラーがあると便利です。
「Xbox360」「XboxONE」のコントローラーが人気ですが、ゆずゆろぐ。編集部では、ロジクールのF310rを使っています。
2,000円前後で買えるゲームパッドです。Amazonのレビューでは賛否あるようですが、なかなか使いやすくて気に入っています。
今回紹介したアクションゲームも、すべてこのゲームパッドでプレイしています。気になるのは「トリガー(LT、RT)の押し込みがかなり深いところ」ぐらい。それ以外は普通に使えています。
\ F310rを徹底レビューしています /
まとめ
今回はSteamのゲームの中から、低スペックのノートパソコンでもプレイできるアクションゲーム特集をお届けしました。
紹介した中では「Rabi-Ribi」が部分的に処理落ちするぐらいで、そのほかのゲームはよく動きます。近年に発売されたパソコンであれば、ほとんどのものが今回検証したノートパソコンよりも性能が上だと思います。
アクションゲームに興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。