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【I-O DATA】外付けHDD「EX-HD3CZ」を分解して、HDDを取り出してみました

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4年半近く使っていたI-O DATAの外付けHDD「EX-HD3CZ」が壊れてしまいました。

しばらく前から調子が悪かったのが、壊れる兆候だった模様。

現在は、電源は入るものの、読み込みがまったくできない状態です。

そこで、本体を分解して、中に入っているHDDを取り出してみることにしました。うまくいけば、中に入っているHDDから直接読み込めるかも!

I-O DATA「EX-HD3CZ」を分解する際の注意点

さて、今回はI-O DATAの外付けHDD「EX-HD3CZ」を分解していくわけですが、先に言っておきますと、このシリーズのHDDは分解を前提としたつくりになっていません

分解する際の注意点

【I-O DATA】外付けHDD「EX-HD3CZ」を分解

このシリーズのHDDは、フタがおそろしいほど開きにくい構造になっています。しっかりと固定されています。

フタは継ぎ目がみえないので非常にわかりにくいですが、次の画像の赤色の線で囲んだ部分がフタです。

【I-O DATA】外付けHDD「EX-HD3CZ」を分解 はずす場所

このフタが、内部でしっかりと固定されていますので、これをはずすことが最初に行う作業です。

基本的に開くことを想定したつくりになっていないので、分解する際は、あらかじめ次の点を理解しておく必要があります。

  • 開く際に、フタをとめているフック(ツメ)を破損する可能性がある。
  • 開くのも大変だが、フタをはめなおす(元に戻す)のも大変。

こうしたつくりですので、「中身のHDDだけ変えて、ボディはそのまま使う」というのは、場合によっては難しいかもしれません。

また、分解を行うとメーカーの修理や保証の対象外になりますあくまで自己責任で行う必要があります。

では、分解方法をみていきましょう。

I-O DATA「EX-HD3CZ」を分解する手順

まずはボディを開けてみよう

1.まずは、この部分のネジをはずす作業からです。

ネジをはずす

 

やや細めのプラスドライバーではずせます。

ネジをはずす2

 

それほど固くないので、かんたんにはずせるかと思います。

ネジをはずしたところ

 

2.フタをはずす作業に入ります。はずすべき部分は、矢印で示しているライン(辺)のところです。

フタをはずすところ

ここのライン(辺)に、フタを固定しているツメがいくつかあります。ですので、ここを開けるのがこれから行う作業です。

上の画像の向きでは、開けませんので、HDDをひっくり返します。

 

3.最初に言っておきますと、この部分を開けるのはかなり大変です。

I-O DATA HDDを分解 フタをはずす

このフタはとにかく固く、なかなか開きません

画像では太めのマイナスドライバーを入れていますが、最初は細いドライバーなどで少し隙間をつくって、少しずつ広げていくのがよいように思います。

私の場合は、最初にカッターナイフをいれて少し隙間を広げて、そのあとに細いマイナスドライバーを入れてもう少し隙間を広げてから、写真のような太いドライバーを入れました。

 

4.ドライバーが入ったら、フタを折れそうなぐらいに広げます。すると、内部で固定されていたツメがはずれます。

ドライバーをねじこんではずす

この際に、内部のツメが折れたり、フタを広げる際にキズがついたりする可能性があります。そのあたりも自己責任となりますので、分解を行う際は、よく考えた上でのぞむようにしてください。

 

5.だいぶ開いてきました。同じ要領で端のほうまで開くようにします。

フタが開いてきました

 

端まで開くとこんな感じになります。

フタが開いたところ

私の場合は、最初にカッターナイフを使ったので、ツメの一部が破損してしまいましたが、こんな感じで開きます。ここまで開けたら、HDDをひっくり返します。

 

6.フタはスライド式になっています。矢印の方向に引っ張るとはずれます。

フタはスライド式

フタはサイドにもフックがあるので、スライドさせるときに少し力がいるかもしれません。

なかなかスライドできない場合は、奥側にドライバーなどを入れて、押し出すようにするとはずれやすくなるかと思います。

 

7.こちらがフタをはずしたところです。

フタをはずしたところ

中身はWestern DigitalのHDDでした。

では、さっそくケースからHDDを取り出してみましょう。

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HDDをとりだしてみよう

1.HDDはネジでボディに固定されています。

HDDの固定箇所

どちらもプラスドライバーでかんたんにはずせます。この2か所をはずせば、HDDをとりだせるようになります。

 

2.HDDをとりだしたところです。

HDDをとりだしたところ

 

3.HDDの下部には、変換端子がついています。

変換端子

 

この端子は、まっすぐに引き抜けばはずれます。

変換端子をはずしたところ

 

4.HDDの側面にはゴムクッションがついています。

側面には、ゴムクッション

ゴムクッションは4か所についています。いずれもネジがついており、ドライバーではずせます。

ゴムクッションは両面テープで固定されています。普通に貼りついているだけなので、手ではがせばOKです。

 

5.これでHDDを取り出すことができました。

HDDを取り出しました

HDDのデータを読み込むときは

取り出したHDDからデータを読み込むときは、私はロジテックのHDDスタンドを使っています。

HDDを差し込むだけでいいので、非常にかんたんです。

記事で使用したアイテム

今回の記事で使用したアイテムは次の通りです。

【I-O DATA 外付けハードディスク 3TB EX-HD3CZ】

【ロジテック HDDスタンド LGB-1BSTU3】

今回壊れてしまったHDDは、パソコンに常につないで使っていました。ほぼ毎日使い続けて4年半近く持ったので、長持ちした部類かと思います。

分解する機会はめったにないと思いますが、よかったら参考にしてみてください。

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ゆずゆ

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