私が気に入っている手帳の1つに「陰山手帳」があります。
最初は「よくある企画モノの手帳かなあ」と思ったのですが、使ってみて印象がガラリと変わりました。
各項目が非常によく考えられていて、本当に使いやすい!「縦型手帳の決定版」というキャッチコピーも納得の手帳になっています。
というわけで今回は「陰山手帳2019」のレビューをお届けします。
陰山手帳2019の外観
陰山手帳2019は、縦22cm・横15.7cmとA5サイズよりも少し大きめの手帳です。
店頭ではこのように帯がついていますが、はずすと落ち着きのあるシンプルなデザインになっています。
帯をはずすと「陰山手帳」とは分からない感じに。右上には「K diary 2019」というロゴが入っています。
2019年版のカバーの色は「黒」「茶」「アイボリー」の3つになっています。
今回、私が選んだのは「茶」。茶色といっても重い感じではなく、赤みの効いた明るい茶色になっています。
「茶」は、光の加減によって色の見え方が違うのも面白いところです。特に明るいところでは、赤みが強調されて見えます。
背表紙にも刻印が入っています。ちなみに手帳の厚さはカバーも含めて1.3cmほど。全256ページとそれなりの厚さがあります。
しおりは2本。赤と青のしおり紐がついています。
陰山手帳2019の中身をみてみよう
陰山手帳を開くと、表紙の裏にポケットがついています。
2段式になっていて、名刺やショップカードなどを入れられるようになっています。
そしてページを開くと、カレンダーがついています。
便利なカレンダーページ
陰山手帳には、さまざまなカレンダーページがあります。
まず最初についているのが、3年分のカレンダーです。
2019年のカレンダーの横に、2018年と2020年のカレンダーが載っています。つまり、「昨年・今年・来年」が一覧できるカレンダーということですね。
つづいて、見開きで12か月分のカレンダー。こちらは2019年の1月~12月までが載っています。
そして「陰山手帳の使い方」を数ページはさんで
1月1ページのマンスリーカレンダーのページになります。
見開きだと2ヶ月分のカレンダーみることができます。下にはメモ欄もついており、余裕を持って使うことができます。
こちらは2018年12月~2019年12月まで載っています。
ガントチャート(プロジェクト管理ページ)
その次にあるのがガントチャートです。
ガントチャートは「計画の進み具合」や「生活習慣のチェック」などに便利な表です。
陰山手帳ではガントチャートのことを「プロジェクト管理ページ」という呼び方をしています。
見開きで1月分となっており、たくさんの項目を書くことができます。こちらも2018年12月~2019年12月まで載っています。
レフト式バーチカル
つづいて、陰山手帳のメイン部分ともいえる「レフト式バーチカル」です。
構成としては見開きで1週間となっており、左ページがバーチカル、右ページがフリーの方眼ページとなっています。
左ページのバーチカルはこんな感じ。8時から23時までが1時間ごとに区切られています。
バーチカルの下には、ToDoリストもあります。その上にあるのは、食事や睡眠時間のチェック欄です。
右ページは、フリーページになっています。方眼がうっすらと印刷されています。
フリーページの下には、100ます計算ができる枠がついています。が、ここも自由に使ってOKなので、たとえば重要事項のメモなどに使っても便利です。
ページの上部をみると、その年の「第何週」かが分かるようになっています。その横には、各ページとも「陰山コラム」がついています。
このレフト式バーチカルは、2018年11月26日~2020年1月12日まで載っています。
「バーチカル+レフト式」ともいえるスタイルですが、1つ難点を挙げるとすれば、土日の欄が狭いこと。平日の半分になっています。
全ページ方眼のフリーページ
スケジュールページの後は、メモなどに使えるフリーページになります。
ほどよい濃さの方眼が印刷されていて、とても書きやすいです。全部で52ページあります。
ユニークなページいろいろ
陰山手帳にはそのほかにもユニークなページがいろいろあります。
書いても見返してもたのしい「1行日記」
陰山手帳のもう1つの柱ともいうべきものが「1行日記」です。
「今日成し遂げたこと」など、1日1行の日記です。ライフログとしても非常に秀逸で、後から読み返すのもたのしい項目です。
どの日も「天気」や「体調」を記録できるようになっています。
全体はこんな感じ。見開きで1か月分になります。2018年12月~2019年12月まであります。
月の終わりには「今月の振り返り」の欄があります。ここも1行で書くようになっています。
10大ニュース
こちらも陰山手帳ならではのページです。1年の10大ニュースを書くページです。
特にユニークなのは、左が2018年・右が2019年になっているところ。去年と今年と並べて見られるのはかなり面白いです。
個人的にかなり気に入っているページでもあります。
3年計画
目標達成に向けての3年計画のページもあります。
2019年・2020年・2021年まで書かれていて、各年とも4月・7月・10月のところに区切りがあります。
そのほかのページ
そのほかには次のようなページがあります。
こちらは「キャッシュフロー管理」。毎月の収支を記録するページです。
巻末には「西暦・年号早見表」もついています。
最終ページには「Memorandum」。アドレスやパスワードなどのメモにも使えます。
裏表紙をめくったところにはペンホルダーがついています。
気になる点を挙げるとすれば
陰山手帳はお気に入りの手帳の1つなのですが、気になる点は次の2つです。
- バーチカルの土日の欄が狭い
- ペンによっては、裏抜けすることもある
といった点です。
土日の欄の狭さは、横のフリーページで補うこともできますが、やはり平日と同じ大きさになるとベストだと感じます。
また、紙質があまりよくないのか、インクの出る量の多いペンだと裏抜けすることがあります。
1冊でいろいろな使い方ができます
今回は「陰山手帳2019」のレビューをお届けしました。
1冊でスケジュール管理から生活習慣のチェック、ライフログや目標管理などいろいろなことができる手帳です。
手帳選びを考えている方がいましたら、よかったら参考にしてみてくださいね。
▼2019年版は、3つのカラーがあります。どれも落ち着きがあっていい色ですよ。